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第37話『いざ初舞台!!負けるなロミオとジュリエット』 [ふたりはプリキュア]

プリキュアでの「劇」といえば、5シリーズのうららによる
各種オーディションや台本読みが記憶に新しいです。
そのうららが志穂と美々野くるみと校内で出会った時に演じていたのが
同じく「ロミオとジュリエット」。
MHでの牛若丸と並んで、なぎさの棒読み演技が楽しめる学園祭の演劇。
将来映画監督を目指す志穂の厳しいダメ出し、見た目は凛々しいなぎさロミオ、
見た目も演技も慎ましやかなほのかジュリエット、教頭と校長のやり取りなど、
軽く楽しめる学園祭ドタバタ劇です。
  
学園祭での2年桜組の出し物「ロミオとジュリエット」の出演者投票が行われ、
圧倒的多数でなぎさがロミオ役、ほのかがジュリエット役に決まりました。
ここで「え?」と現実感のないなぎさと、照れるほのかが対照的で可愛いです。
そして演出が志穂に決まり、衣装を夏子と京子が担当することに。
『力を合わせて、史上最強のロミオとジュリエットを作り上げよ!ね!ね!ね』
異様なやる気を燃やす志穂に戸惑うなぎさでした。
それにしてもこの投票シーン、ロレンス役と兵士役の欄もあったのですが、
誰も票が入っていませんでした。
実際のロミオとジュリエットでは極めて重要な役柄の僧ロレンス役は
一体誰が務めたのかが気になります。
また、夏子は「越野」、京子は「森」と、それぞれの苗字が明らかに。
これからも出番の度に衣装作りに精を出す彼女達らしく、
おそらく「コシノジュンコ」と「森英恵」から採った苗字だと思われます。

その夏子と京子による、なぎさの凛々しいロミオ、ほのかの美しいジュリエットに
クラスメイトたちの、そして
『ビューティフルビューティフルビューティフル、思ったとおり』、と
志穂の歓声が上がります。
京子と夏子の衣装のおかげ、と照れるほのかですが、
その衣装作りの上手さをかつて見ていることを思い出し、
恥ずかしい過去を忘れたがっているように制止する夏子と京子でした。
一方、脚本・演出の志穂は国語のよし美先生に台本を見てもらおうとしますが、
『思い切りやってみたら。演出家はあなたよ』と生徒の自主性を重んじてくれる
よし美先生の発言を受け、鼻息荒く演出家としての仕事に張り切って臨みます。
『さてさてさて、それじゃ早速、稽古にいってみようかぁ!』

その頃、森の洋館では、明らかに苛立っているような態度の角澤の前に
なんと歯磨きしながら登場する結城先生。そんな結城先生を見て
『あ、私も歯磨き・・・』と退場する翔子さんがいい味を出しています。
しかし角澤は、結城先生の鷹揚と構えた態度に苛立っているようですが
そんな様子を気に留めず、窓を開けてうがいをして、
その中身を庭に吐き出す結城先生。まるであしたのジョーの「光るゲ○」のようです。
(食事中の方、失礼致しました)
前回の執事ザケンナーの失態を報告しないという結城先生に、再び戸惑う角澤。
そんなやり取りとは全く関係なさそうに、歯を磨きながら登場する翔子さんに
『我々の使命はただ一つ。違うかレギーネ?』と聞く結城先生でしたが、
『これからは毎食後歯を磨こう・・・』
話がかみ合っていないところが、何ともとぼけた味わいを醸し出して楽しいです。
が、納得が行かなそうな角澤は、『私が行こう』と出撃していきました。
・・・角澤の一人称は「俺」だったような気が・・・細かい事は気にしないようにします。

『おおじゅりえっと、ぼくは・・・えーと・・・ぼくはきみのことが・・・あの・・・なんだっけ?』
『カーット!カットカットカット!なぎさ全然ダメ!台詞以前に気持ちが入ってない』
棒読み&台詞を覚えていないなぎさに、志穂の激が飛びます。
莉奈によると、志穂は映画監督を目指しており、夢はハリウッド進出だそうです。
そして、MHでの文化祭でも再び監督を務める志穂が見られますが、
それはまた次の機会で述べたいと思います。
そんな志穂の目指す舞台のテーマはアクション。戦うロミオとジュリエットとのことですが、
果たしてどんな芝居になることやら・・・(笑)

数日後、舞台稽古に励む一同ですが、なぎさは相変わらず・・・
『じゅりえっと、ぼくは、きみのためならなんでもできる』
『おおロミオ。どうしてあなたはロミオなの?』
『そこで何をしている?お前はモンタギュー家の・・・!俺の妹に何をした?』
『逃げて、ロミオ様。早く、その刃の届かぬところまで!』
ほのかジュリエットと、ジュリエットの兄役の莉奈はきちんと練習しているのか
演技がうまいのですが、主役のなぎさは殺陣はうまくこなすものの台詞は
『ぼくはにげない・・・・ぞ?』
『お、おしえてくれじゅりえっと。きみをあきらめ、にげかえれと・・・』
相変わらずの棒読みに、再び志穂のダメだしが炸裂していました。
『全然だめ、迫力ゼロインパクトゼロ説得力ゼロ!』

なぎさも決してサボッている訳ではなく、自室で台本を読んで練習しているのですが、
台詞を覚える事そのものが苦手なようで、遂に奥の手。
舞台袖にメップルとポルンを忍ばせ、台詞を教えてもらう手はずを整えていました。

いよいよ文化祭がスタート。校内いたるところに張り紙がしてあります。
「新説ロミオとジュリエット 脚本演出/久保田志穂」
楽屋で衣装合わせ、ヘアメイク、化粧を整えているほのかは
まさに深窓の令嬢といった雰囲気です。
一方のなぎさは緊張のためか浮かない様子で、
亮太と理恵ママが来ていること、そして藤Pが観に来ていることを知り、
ガチガチに固まってしまいます。
客席には他にもアカネさん、さなえさんも姿を見せ、開演を今や遅しと待っていました。
そしてよし美先生が見守る傍に、教頭、校長の姿も。
『私の採点は厳しいですよ!なんせ研修旅行のとき、
 生で本場の舞台を見てますからね。自慢じゃありませんよ』
『それ自慢です・・・』
『あれ嫌だなぁ。校長も一緒に見たじゃありませんか』
『おなかを壊してホテルで寝てました』
久々に教頭と校長のやり取りが繰り広げられる中、遂に開演。

その頃、文化祭には角澤が姿を現していました。
一方舞台袖で出番を待つなぎさは、既に最初の台詞を忘れている始末。
もう出番だとメップルに促されて舞踏会のシーンに出て行くものの
女子の黄色い声援が飛び、緊張のあまり転倒するなぎさロミオ。
追い打ちをかけるように客席に藤Pを見つけてガチガチに固まり、尻餅をつく始末。
その様子をみたほのかジュリエットはアドリブか、『大丈夫ですか?』と声をかけ
とりあえずダンスを始めるふたりですが、他の人にぶつかりまたしても転倒するなぎさロミオ。
『お姉ちゃーん、ケツ大丈夫?』
『亮太!お願いだから声かけないでよ!』
本番中に思わず客席の亮太に反応してしまったなぎさを見て、
志穂は舞台袖で頭を抱えていました。先行きが思いやられそうな舞台です。
その頃角澤は・・・プリキュアかメップルたちかポルンかを探すかのように
楽屋(兼更衣室)の戸を開け、中を覗き込んでいました。
一歩間違えば変質者と間違われそうですが(笑)

ジュリエットの最も有名な台詞がある、キャピュレット家の庭のシーンになりました。
『おおロミオ!どうしてあなたはロミオなの?』
『そこで何をしている?』
『あ、お兄様・・・』
『お前はモンタギュー家の・・・!俺の妹に何をした?』
『逃げて!ロミオ様。早く、その刃の届かぬところまで!』
ほのかと莉奈の熱演も空しく、続く台詞をなぎさはド忘れしていました。
隠しておいたポルンに次の台詞を聞くなぎさでしたが、ポルンが口走ったことをそのまま
『近づいてきたポポ』と続けて、場内大爆笑。
続くポルンの言葉もまた台詞と勘違いして再び場内爆笑。

ポルンの言葉は、角澤が近づいてきた事を警告するものでした。
舞台袖に角澤が姿を現すと、異様に重装備な兵士達が突如現れ
ロミオに襲い掛かってきました。劇にしてはおかしい展開。
キャピュレットの兵士のはずなのに、ほのかジュリエットの後ろからも現れて切りかかり
騒然となる場内。兵士の正体はザケンナーと気づいたほのかは、
『なぎ・・・』と言い掛けて『ロミオ!違う違う!ロミオ!その兵士たちは・・・』
と言いなおし、再び後ろから襲ってきた兵士をかわしてその上にのしかかります。
『まさか、そういうことなのか、ジュリエット』
素手で兵士の件を叩き落とすほのかと、兵士の剣を奪い、剣を構えるなぎさに
女子の黄色い声が飛び、ザケンナーVSなぎさの殺陣に大満足の志穂。
『思いも寄らない事が起こる、それが演劇なのよ』
・・・明らかに脚本に無いシーンだと思うのですが、本当にそれでいいのでしょうか・・・

ともあれ、ここはステージの上。大勢の目がある中、変身できずに
生身で殺陣を繰り広げて鎧ザケンナーたちとやりあうなぎさ。
『ここから出て行けー!』と鎧ザケンナーを倒す姿に、場内喝采。
『女優だねぇ』とアカネさん。
『我が娘ながら見直したわ』と理恵ママ。

そこにジュナがステージに登場。誰が照明担当かはわかりませんが、
なぜかしっかりジュナにも照明が当たっています。
そしてジュナの風攻撃で舞台袖まで飛ばされる二人に変身を促すメップルとミップル。
みんな芝居だと思ってくれる、とやや強引な展開ですが、ともあれ
『これからが、私達の見せ場よ』
と、ロミオとジュリエットの衣装のまま変身する二人。
客席は唖然としていましたが・・・

『そろそろ偉大なる闇の力を認めたらどうだ。そうすればいらぬ戦いをする必要もない』
『あなた達こそ、早く番人を返しなさいよ』
『七つの石は返さない』
 あの石は我々闇の力のために存在している。闇こそが絶対の永遠を支配する』
既にロミオとジュリエットからかけ離れた台詞のやり取り。
そして天井を破って屋上へ出るジュナに、顔面蒼白になる校長と教頭。
この二人にとっては、貴重な学校の資産ですから無理はありません。
それはさておき、ジュナを追って屋上へ向かい、屋上で戦いを繰り広げる二人。

屋上でのジュナの風の気配を察したポルンの
『負けちゃダメポポーーーーーーーーー!!!!!』
によって、ブレス登場、レインボーストーム、ジュナ撤退。と、
またしてもはしょった訳ではありませんが、
ともあれ戦いが終わってほっとするブラックに
『まだよ、フィナーレが残ってるわ』と促すホワイト。

『ロミオ様、どこにおいでですか?』
『ここにいます・・・』
突如講堂の扉が開き、客席側から再開する芝居に、再び唖然とする場内。
いち早く舞台に向かい、ロミオを待ち受けるジュリエットによろめきつつ向かうロミオ。
『どんな事でも、あきらめちゃいけないと心に誓った・・・!』
『ロミオ様・・・』
『君を、この胸に抱くまでは・・・倒れるわけにはいかない・・・』
『その願いは私も同じ』
『ジュリエット、僕らには守らなくてはならないものが・・・あるッ・・・』
力尽き、倒れるロミオに、舞台上からジュリエットの呼びかけが響きます。
『ロミオ様!!しっかりしてください、ロミオ様!』
這うように、舞台へ登るロミオ
『倒れるわけにはいかないッ!』
『ロミオ様・・・この手に・・・私一人の小さな力でも、きっと二人で力を合わせれば、きっと・・・』
『きっと明るい未来が見えてくる・・・』
『ロミオ様!』『ジュリエット!』
抱き合うロミオとジュリエット。あれ?ハッピーエンド・・・?なのですが、
『ブラボー!ブラボー!ブラボー!』教頭のブラボー3連発に喝采する場内。
あっけに取られてる校長&よし美先生も凄いお芝居だったことは間違いないと苦笑しています。

無事に舞台が終わり、楽屋で化粧落としと着替えを済ませた二人に
藤Pと木俣が楽屋参りに訪ねてきました。
『美墨さんすごい迫力だったねえ、とても演技とは思えなかったよ』
と退出した藤Pの褒め言葉が耳に入ったのか疑わしいほどガチガチのなぎさに、
『なぎさ、今の人好きポポ?』
と、あまりにも直球ストレートな質問をするポルン。
そしてそのことで盛り上がるメップルとミップルに
『あんたたち!何がいいたいのー!!!!!』
と真っ赤になって怒鳴るなぎさで幕となります。

今回のレビューを執筆するにあたり、知っているつもりできちんと読んだことのない
『ロミオとジュリエット』を図書館で借りて読み、結構驚かされました。
どうしょうもない洒落の応酬や下ネタ、ジュリエットの乳母やマキューシオといった人物の
意味の無い台詞回し等。
そして何より、ジュリエットが意外と活発だったこと、そして作中で14歳前であることが
一番驚きました。先日誕生日を迎えた中学二年のなぎさは14歳になったばかり。
つまりジュリエットは前半戦のなぎさと同じくらいの年頃の娘だったことです。
果たして志穂やうらら、くるみは本当に原作を読んだのかが気になります。

敵対する間に沸き起こる恋愛感情といえば、前半戦で既にほのかが通った道でもある
キリヤとの関係を思い出します。それを劇練習中に思い出すほのか、というシーンが
あってもよかったのかもしれない、と思う反面、そういった事を一切抜きにして楽しめる
文化祭の演劇エピソードで良かったのかもしれないとも思いました。
志穂のダメ出し、棒読みなぎさなど、理屈抜きで楽しめましたので。

あれだけ台詞を覚えられず、棒読みだったなぎさがラストシーンを演じるときだけ
まさに迫真の演技をやってのけるのが意外です。
あの一連のロミオとジュリエットの台詞はアドリブだとしたら、完全に二人の息が
打ち合わせもせずに合っている、という驚異的な芝居ですし、
アドリブじゃないとすれば今までのなぎさの演技は何だったのでしょう?と
ちょっと不思議に思うシーンですが、観客が満足してくれたこと。
そしてしっかりと抱き合うなぎさとほのか、というものが見られるので、
これはこれでありだと思います。

そして何度も繰り広げられる、教頭が自慢して
校長がその度に「ホテルで寝てました」というやりとりなど、
細かいギャグ描写も随所にちりばめられており、理屈抜きで楽しめる話でもありました。
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