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マックスハート第37話『なぎさ飛ぶ!ほのか舞う!志穂全力の大舞台!』 [ふたりはプリキュアMax Heart]

「独眼竜政宗」以来の大河ドラマファンとして、今年の「龍馬伝」はなかなか面白いと思います。
プリキュアファンとしても、無印~5GoGoシリーズまで音楽を担当された
佐藤直紀さんによる素晴らしいテーマ曲も気に入っています。
マックスハート放映時、2005年の大河ドラマは「義経」。
その影響か、女子校の演劇のテーマらしからぬ「牛若丸と弁慶」を演じるなぎさ、ほのかと
映画監督という夢に向けて演出に精を出す志穂。
この3人が織り成す一大スペクタクル巨編(友情出演:ウラガノス)です。
  
今年もベローネ祭のシーズンがやってきました。
3年桜組は昨年に続けて演劇をやる方針で、同様に志穂が脚本・演出を担当します。
映画監督を目指す彼女は、両親にもう少し考えてみたらどうかと言われた為
今回の舞台をモノにして自信をつけたい、と張り切りました。

「牛若丸と弁慶」
自信たっぷりにクラスメイトたちにテーマを披露した志穂に、
当初反応はいまひとつだった生徒達も徐々に乗り気になってきます。
一大スペクタクル巨編をモノにするため、有名な五条大橋のシーンで
ワイヤーアクション導入を提案する志穂ですが、
危険ではないかという不安な声が飛び、だんだんとクラスの雰囲気が変わります。
気を落とす志穂を案じたなぎさは、共に頑張りたいと牛若丸役に立候補し、
なぎさに続けてほのかも弁慶役に名乗りを上げました。
なぎさの牛若丸はイメージ合いそうですが、ほのかが弁慶・・・?
当然クラス全員が視聴者を代弁するように声を上げますが、
ちょっと見てみたいかも、と莉奈が皆に呼びかけ、いつしか賛成の挙手で満たされました。

翌朝、志穂はさっそく稽古を始めるため張り切って登校します。
見送る両親も決して反対しているわけではなく、まだ中学生なのだから
視野を広く持ちなさい、という意図だったようです。

どういう人脈か、志穂は本職のワイヤーアクションスタッフを引き連れて
舞台の準備は着々と進んでいます。
衣装合わせしたなぎさが登場すると、その似合いっぷりに沸き返る生徒達。
昨年のロミオも良かったですが、今年の牛若丸も良く似合っています。
そしてほのかの弁慶は・・・下駄、僧形の頭巾に薙刀と、確かに弁慶スタイルなのですが、
『随分と可愛い弁慶だね』
視聴者の代弁をするかのように、なぎさが感想を言ってくれました。
ちなみに今回の気合の入った衣装は当然夏子と京子の担当です。
そして決まっている衣装をひとまず脱いでワイヤーアクションのある
五条大橋のシーンの稽古に入りました。

『牛若丸とやら、お前の刀で千本目だ。その刀を置いていけ!』
『ほしければ、ちからづくでとるがいい』
相変わらず、棒読みのなぎさに呆れる莉奈たち。
とにかく殺陣のシーンに入りますが、ほのかの薙刀を避けるまでは良くとも
ワイヤーアクションが難しく思い通りに行きません。
何度挑戦しても上手くいかず、衣装を合わせて挑戦した際には
欄干に飛び乗るまでは出来たものの、着地に失敗しました。
演出担当の志穂は肩を落とし、一人屋上へ着ています。
本番うまく行くのか、間に合わせられるのか。
掛けられた声に応えられず、一人夕陽を見つめる志穂。
監督とは、孤独な仕事です。

再び戻った時、志穂はなぎさに感謝の言葉をかけつつ、
ワイヤーアクションを諦めると告げました。
他の場面の稽古も進めなければならないし、
五条大橋だけに時間を掛けられないとの事ですが、
本当はワイヤーアクションをやりたいという気持ちがある筈です。
それを感じさせないよう務めて明るく振舞う志穂の姿に
主役の2人、特になぎさはワイヤーアクションを成功できなかった事に責任を感じます。

そして本番当日。
なぎさ牛若は舞台袖から客席を覗き、美墨一家だけでなく藤Pも来ている事に
改めて緊張が高まりました。
客席にいる志穂の両親も、プログラムに書かれた
「演出・脚本 久保田志穂」
の文字に感慨深そうです。
なぎさ、ほのか他出演者一同は志穂を交えて、気合を入れて本番に臨みました。

舞台上では鞍馬山にてカラス天狗相手の剣の修行シーンが展開され、
もともと運動神経の良いなぎさの殺陣は見栄えも良く、客席の反応も上々です。
続けて笛を吹きながら石段を降りる、牛若丸の見せ場とも言うべきシーンに移りますが、
暗くて足元がおぼつかず、あろうことか石段を踏み外して転倒しました。
慌てて落とした笛を探すなぎさ牛若にタイミング悪くスポットライトが当たってしまい、
場内に失笑が漏れます。
焦ったなぎさ牛若が笛を唇に当てると変な音が響き、
すっかりテンパって再び笛を唇に当てようとすると今度は鼻に突っ込んでしまい
なぎさ牛若の盛大なくしゃみに、場内に爆笑が沸き起こりました。
とんだハプニングに、演出家の志穂は慌てて幕を下ろします。

志穂はさほど気にしていませんが、なぎさはミスをした事と、
ワイヤーアクションも出来なくなった事で、すっかり自分を卑下しています。
2幕目をきっちりやれば大丈夫と励ます志穂ですが、
『幕が開いたら弁慶登場よ・・・』
そう告げる途中、なぎさとほのかの目前で崩れ落ち、意識を失いました。
果たして、天井をブチ抜いて見た目弁慶そのままのウラガノスが登場。
カラス天狗の衣装を2体のザケンナーにして、
ザケンナーが巻き起こす風で手放してしまったほのかの薙刀を武器に
迫るウラガノスを前に、変身する2人。

ウラガノスの薙刀の一撃を避け、2人は天井に空いた穴から外へと向かい、
追ってウラガノスも、続けて客席にいたひかりも外へ向かいます。
『いざ勝負!あ勝~負ぅ~』
すっかり見得を切るのに味をしめたようなウラガノスに追い詰められ、
ブラックとホワイトは2体のザケンナーが巻き起こす旋風に巻き込まれてしまいました。
特にブラックの目にはカラス天狗ザケンナーの羽がへばりついてしまい、
集中攻撃を受けるブラックを、ホワイトはなんとか援護しようと試みます。
旋風に巻かれながらもブラックの姿を認めてザケンナーが攻撃してくる方向を指示し、
ブラックはその指示でザケンナーの動きを逆手にとり、見事2体ともKOしました。
ザケンナーが倒れた事で旋風が消え、ウラガノスと向き合います。

そして2人の反撃開始。
見た目が弁慶そのままのウラガノスを翻弄するように
ブラックは牛若丸を思わせる身のこなしで薙刀の刃の上に立ち、
身軽な動きで撹乱して怒涛の連続蹴りを畳み掛けます。
豪を煮やしたウラガノスが倒れたザケンナーを合体させて
1対の巨大カラス天狗ザケンナーにするのを見て、ひかりも変身します。
ルミナス登場とほぼ同時にエキストリームルミナリオを放ち、
ザケンナー撃退、そして弁慶ウラガノスはいつもどおり撤退。
そしてブラックは、今の戦いで「声に合わせて動けばいい」事に気が付きました

なぎさとほのかは気が付いた志穂に、
ワイヤーアクションをぶっつけ本番でやってみようと提案します。
志穂をはじめ不安そうなクラスメイト達ですが、
ほのかの声に合わせてタイミングを取るという案に光明を見出し、再度挑戦してみます。

『そこの者待てぇい!』『私の事か?』
『左様。その腰の刀、置いて行け!それが願成就の千本目だ!』
『欲しくば力づくで取るがいい!』
いつの間にかすっかりなぎさの演技が良くなっている事はさておき、
振るわれるほのかの薙刀をかわし、欄干から欄干へと飛ぶなぎさに場内喝采。
刃の上に着地するシーンや、弁慶を翻弄するように飛び回る姿も決まり、
ワイヤーアクションの大成功に、志穂も思わず舞台袖でガッツポーズです。
惜しみない拍手を贈る観客に、志穂を中心にカーテンコールで応える姿で
文字通り幕となりました。


牛若丸と弁慶、五条大橋のくだりを知らない子供層にも分かりやすいよう、
今回はかなり説明描写が多く描かれました。
牛若丸や弁慶はどういう人で、五条大橋で何があって、
ワイヤーアクションとは何なのかという事まで香港映画を引き合いに出しての説明は
少々長すぎるきらいがありますが、それでも全体のテンポは良く纏まっています。
修学旅行後編でも懐かしい顔ぶれがいたように、
台詞は無いものの今回は真由の姿が見られました。
彼女の役回りからして、おそらく舞台美術担当ではないかと思われ、
夏子や京子といった面々と合わせて、クラスが一丸となって
舞台に挑んでいるという印象を受けます。

なぎさの牛若丸はイメージ通りですが、ほのか弁慶は・・・
静御前の白拍子姿を見てみたかったと思いますが、なかなか堂に入った演じっぷりで、
弁慶の見せ場とも言うべき「安宅関」そして平泉での「立ち往生」も見てみたいものです。
「ほのか舞う」というサブタイトルですが、静御前役や安宅関の勧進帳をやらない限りは
「舞う」シーンが描けないので、難しいと思いますが・・・
「なぎさ飛ぶ」は文字通りワイヤーアクションで飛び回り、
壇ノ浦での八艘飛びなども出来たのではないかと思わせます。
話が逸れますが、この年の大河ドラマ「義経」の「ハリボテ弁慶の立ち往生」には
大いに失笑してしまったので、いっそ志穂に演出してもらった方が良い物になった気がします。

アクションの練習に励む場面や、ウラガノスと牛若丸のように戦うといった場面が目立つものの
描かれるテーマは志穂の夢と、理想では計れない現実の厳しさ。
そしてそれを応援したいというなぎさとほのかの気持ちです。
両親の忠告、クラスメイト達の安全を危惧する声、
上手くいかないワイヤーアクション、遅々として進まない稽古に押すスケジュール。
大きく描かれないものの、志穂は今回何度も壁にぶつかっています。
いずれ映画監督を目指すのであれば、これらは必ず立ちはだかるもので、
その厳しさを知った後もクラスメイト達に決して不安を見せず、
さらに妥協案を提示するなど、大人な対応を見せる志穂を見ていると
その夢は現実の物になりそうな、そんな気がします。

それにしても志穂の両親を足して2で割るとそのまま志穂になりそうで
今回しか登場しないものの印象的でした。
志穂の父とクラインの中の人が同じ、というのも初めて気付きました。

それでは、今宵はここまでに致しとうござりまする。
デハミナサン、アテブレーベ・オブリガード。
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