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プリキュア5 第26話『ロマンス全開リゾートライフ!』 [Yes!プリキュア5]

青い海、白い砂浜、夏の陽射し、離島のヴァカンス・・・
ハートキャッチでもいつき×なおみの例が示すように(違)
こんなお膳立てが整えば浮いた話の一つや二つ、当然かもしれません。
既にフラグの立っていたのぞみ×ココだけでなく、かれん×ミルク(笑)。
そして突如急接近し始めるこまち×ナッツ。
それだけでなく「守りたいもの」「守るべきもの」に対するこまちの強さも描かれる一編です。
  
『ああ、風が気持ちいい・・・』
海を滑るように走るクルーザーの甲板で、この手の場面のお約束と言える台詞を呟くこまち、
輝く海に目を奪われるりんちゃん、ゆったりと寛ぐかれんとは裏腹に、
のぞみとうららは船室で豪華な食事を凄い勢いでかき込んでいました。
別荘に着いたら何をして遊ぼうかと、早くも楽しそうなのぞみですが、
坂本さんに見つからないように荷物に押し込まれたココ、ナッツ、ミルクにとっては
優雅な船旅とは行きません。暴れるミルクを宥めるうちに、目指す島が見えてきました。
そして島には眠っているうちに流されたのか、なぜかガマオ君も漂着しています。

さて、水無月家の別荘は天蓋付きのキングサイズベッドを備えた全20室の客室があり、
まるで別荘というより高級リゾートホテルです。
一人一部屋をあてがわれ、その規模の大きさにはみんなただ驚くばかり。
ミルクは道中暴れ疲れたためかぐっすりと眠っており、
狭い荷物の中から開放されて手足を伸ばすココとナッツは、
客室の雰囲気に王宮での日々を思い出しました。
早速海で遊ぼうと気合いを入れる5人に、
坂本さんが釣竿や網を手に食材探しを提案します。
釣ったものは水無月家が誇る一流シェフが腕を振るうとの事に、
釣船屋の前世の血が騒ぐりんちゃんと、のぞみ、うららは早速道具を手に海へ向かいました。
こまちは小説のアイディアを求めて森を散策に向かい、
そしてかれんは「いつものアレ」をしようと坂本さんにお願いします。

狙うはマグロ!と張り切るのぞみですが、(お前は松方弘樹か)
釣竿を思いっきり振るうとココの悲鳴がはるか彼方へ飛んで行ました。
哀れココはのぞみの釣り針に引っかかり海へとダイブ。
お尻に絆創膏を貼り、酷い目に遭ったと浮きベッドで寛ぐココに、
今度はりんちゃんが素潜りで捕ったタコを見せますが、
ココは当然タコ墨を吹きかけられ災難続きです。

こまちは森の奥へと足を進め、奇妙な形の木に
イマジネーションをかきたてられ熱心にメモを走らせます。
そして森を抜けた先の海を臨む丘で、ピンキーの世話をしているナッツを見つけました。
ピンキーの一匹が木に引っかるのを見たナッツは
人間形態となって木に登って助け出します。
その際こまちは、ピンキーに懐かれたナッツが優しい笑顔を見せるのを初めて見ました。
『ごめんなさい。驚かせちゃった?』
お約束のように足元の小枝を踏んで音を立ててしまったこまちはナッツの前に姿を現し、
こまちもそのピンキー達に懐かれます。
そしてこまちは、自分が遊ぶよりも遊びたがっていたピンキーの世話をするという、
ナッツの普段表に出さない優しさを知りました。

一体どうやって捕ったのか(笑)、うららはアワビ、ウニなどを大量に捕り、
りんちゃんも網一杯の魚を披露します。のぞみが自慢気に見せる戦利品はワカメで、
これは釣りじゃないとのココの苦言が呈されました。
そこにモーターボートの音が響き渡ります。見るとウェットスーツに身を包んだかれんが
ウェイクボードで颯爽と海を滑り、そのカッコよさにみんな目を奪われました。

昼寝をしたピンキー達を休め、ここならゆっくり読書できそうだと考えるこまちは、
ナッツに故郷のどんな場所で本を読んでいたのか訊ねました。
この場所のような気持ちのいい丘で読んでいたと言うナッツは、
国を守れなかった無念をそっと呟きます。
その心を暗示するように吹き付ける突風。
『きっと、また行けるわ。
 ナッツさんがいつか故郷の丘に行く事が出来るように、私達、頑張るから』

風がやんだ時、こまちはナッツに優しく語り掛けました。
『ピンキーたちも安心して眠っている。こまちは本当に安らぎのプリキュアだな』
ナッツにまじまじと見つめられて少し戸惑うこまちに、ナッツ自身も安らぎを覚えています。
『こまちといると、なぜか安らぐ』
このホストめ。これが殺し文句になったのか、こまちは一気に赤面しました。
『あの、私・・・先に戻ってるわ』
こまちは突如沸き起こる気持ちに戸惑いを隠せません。

グラスにオレンジジュース(あれだけこだわっていたグレープジュースではなく)を注ぎ、
プールサイドで体を休めるかれんの許に、ココとナッツを探してミルクが駆け込んで来ました。
のぞみ達と遊びに行っていると聞いて、ミルクはどうして起こしてくれなかったのかと
まるでポルンのように駄々をこね、更に寝かせて置いてあげようと言ったのがココだと知り、
お供はいらないのかと涙目になります。
そんなミルクにかれんは、ここにいる間くらいゆっくりしてもいいのではと持ちかけて
ミルクのためにジュースを持って来て2人で乾杯しました。

その日の夕暮れ、楽しい食事の時間がやってきました。
水無月家の誇る一流シェフとは当然坂本さんの事で、見事な包丁捌きを見せます。
バーベキューを囲んで楽しそうに食事するみんなの中、
こまちは一人上の空でかれんに話しかけられて我に返り、
焼けた鉄串に触れて少し火傷してしまう等、らしくありません。
そしていつも空腹のガマオ君はバーベキューの美味しそうな匂いを嗅ぎつけて・・・

満月が照らす夜空の下で、のぞみは小々田先生に手伝ってもらいながら
クルーザーに忘れたというりんちゃんから借りたタオルを探しています。
ようやく船べりに引っかかっていたタオルを見つけて、
一緒に探してくれた小々田先生にお礼を言った際、
のぞみは都会では見られない星空の美しさに目を奪われました。
小々田先生と共に星空を見上げ、パルミエ王国の星空の事を訊ねるのぞみに
とてもきれいに見えたと答える小々田先生。でも今、パルミエ王国は・・・
のぞみは改めてピンキーを集め、パルミエ王国の星空がまた見られるように頑張ると告げ、
故郷に帰ったら何がしたいのかを訊ねると、
小々田先生の望みはパルミエ王国を見せてあげる事でした。
そしてお城に住んでいたという小々田先生に、のぞみは舞踏会への憧れを口にします。
『お望みとあらば、姫。お手を・・・』
改まって手を差しのべる小々田先生に真っ赤になりながらも手を出すのぞみ。
星空の下、甲板の上での舞踏会が始まります。
そしてバランスを崩したのぞみは助け起こされた際に、
弾みで小々田先生の胸元に倒れこむ形になり、一気に真っ赤になりました。
のぞみと小々田先生、2人の笑い声が響き渡った後、互いの瞳を見詰め合い、
2人の顔が近付いて行きますが・・・(こらこら教師が何してる)
そのムードはココを探しに来たミルクの声で打ち破られました。
そしてその一部始終を遠巻きに見ていたガマオ君が徐々に迫り・・・

夕食の後片付けをしている際、ナッツはココ達の戻りが遅い事を心配し、
こまちと共に様子を見に行きました。
『ナッツさんは心配性ね』
その言葉に振り返り、こまちに手を伸ばすナッツ。
思わずこまちは手を引っ込めますが、別に下心があるわけではなく、
先ほど火傷した指を気遣っての事でした。
顔を近づけるナッツに赤くなるこまち。しかしこちらのムードもミルクの悲鳴で打ち破られました。
迫るガマオ君からココとミルクを守ろうとするのぞみの許にココとこまちが駆けつけます。
『お前らばっかり美味そうなもん食いやがって・・・』
相変わらずの逆恨みを吐きながら、海に仮面を投げるガマオ君。
りんちゃん達も合流し、巨大な海水コワイナーに5人で変身して立ち向かいます。

元が海水なだけにコワイナーが仕掛ける攻撃は、無数の水滴が水塊となって襲い掛かります。
もっと酷い目に遭わせてやると妬みををぶつけるガマオ君に煽られ、
無尽蔵の海水を吸ってコワイナーはさらに巨大化し、水塊が島の自然を破壊し始めます。
『どうして・・・』
島の惨状に、ミントの堪忍袋の緒が切れました。
『どうしてあなた達は、壊すことしか考えないの!?』
涙を浮かべるミントは、先ほどの丘の上でのナッツとのひと時を、そして
『守りたかった・・・』ナッツの無念そうな一言を思い出します。
『この景色を壊すなんて、絶対に許さない・・・!
 これ以上あなたたちの勝手には、させない!!』

そしてミントの新しい力、ミントシールドの強大な防護壁が島全体を包み込みました。
その守る力の強さに押し切られてコワイナーも倒され、ガマオ君も撤退と、
まさに怒ると怖いこまちの面目躍如です。

その晩、こまちは眠れないのかラナイへと出て、火傷した指に目を落としました。
『痛むのか?』
2部屋隣のラナイから声をかけるナッツは、この島が壊れなくて良かったと
改めてこまちに礼を言い、またも赤面してしまうこまち。
ナッツの隣にのぞみが顔を出し、(イケメン2人と同室とは!)
『こまちさんも部屋が広すぎて落ち着かないんでしょう?』
いつしか同じように落ち着かなかったりんちゃん、うららもラナイに顔を出し、
慣れている筈のかれんも含めてみんなが顔を見合わせました。
そして翌朝、起こししに来る坂本さんですが、かれんの部屋からは返事がありません。
それもその筈、5人が一つのベッドでみんな一緒に、スヤスヤと眠っていました。
南の島の柔らかい朝日がみんなを包み込みます。


華々しい攻撃技を持つ他の4人に比べ、ミントの持つ守りの力は地味なものです。
しかし攻撃技を持つ4人とは異なるベクトルでミントの強さがしっかりと描かれ、
新たな力の披露に相応しい一編ではないでしょうか。
今回ミントは体を張ったアクションなど一切用いておらず、
ただ守りたいものを守るという強い気持ちだけでコワイナーを撃破しています。
後にプリキュア5終盤でもミントはハデーニャさん相手にとんでもない強さを発揮しますが、
この時も自分から攻めるのではなく、あくまで守る力を爆発させたものでした。
どんなに正論を並べても力が無ければ守るべきものも守れません。
「安らぎ」と形容されるこまちの本当の強さは、
攻撃的(ともすれば暴力的)な技を持たない優しさの中にある芯の強さだと思います。
もっとも、5GoGoでは気円斬を取得してしまいますが・・・(笑)

それにしても以前海賊ハリケーンを酷評したナッツとは多少のフラグがありましたが、
こまち×ナッツの組み合わせは当時寝耳に水といった感じで、
何ともいえないヤキモキした気持ちを抱かされました。(苦笑)
これまでのなぎさ×藤Pや咲×牛乳、そしてのぞみ×ココは、
いずれも恋に焦がれる乙女といった側面から応援したくなる健気さがありました。
対してこまちはこれまで恋に焦がれるような描写が殆ど無く、
それ故に免疫が極端に少なかったのか、一気に陥落してしまいました。
ナッツは妙な下心などまるで持ち合わせていないと思いますが、
普段クールなチョイ悪風のナッツがふと弱い面を見せたり、
寂しげな態度を見せたりすると、ズキっと来てしまったのでしょう。
のぞみより上級生だけあって妙なぎこちなさをあまり感じない自然な組み合わせは
これ以降半ば公認となりました。(故に少々複雑なのですが・・・)

釣りやバーベキューなど楽しい離島での一時もふんだんに描かれ、
明るい背景とも相俟って夏らしく楽しめる一編だと思います。
そんな中でウェイクボードで見せるかれんの中学生離れした姿、
そして年相応?にあまりにスレンダーすぎる体型が妙なインパクトを残し、
(一方、こまちが安産型だと解る話でもありましたが・・・)
今後親密になるミルクとのやり取りとも相俟って楽しめる要素の多い一編でした。
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萌音

こんにちは。楽しく読ませてもらいました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。このブログを今後も参考にさせてもらいます。ありがとうございました。
by 萌音 (2014-02-22 14:59) 

スティクス

>萌音さん
長いことリプライせずに申し訳ございませんでした。
写真はあんまりうまくないのですが、旅モノを中心に掲載しておりますので、ご参考になれば幸いです。
by スティクス (2016-08-31 19:33) 

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