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プリキュアと同名駅をゆく~「北条」 [プリキュアにちなんだ旅]

 昨日観返したハピネスチャージ第15話でのキュアメロディのメッセージを見て、急に響のことが頭から離れなくなってしまいました。ただ、今からスイートを観返すと3作品並行視聴に支障が出そうなので、代わりに新潟のこの駅まで足を運んでみました。
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 あいにく読みは「ほうじょう」ではなく「きたじょう」です。
 
 まずは上越新幹線で長岡へ。この季節に乗ると大清水トンネル越えで「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」を体験できると思ったのですが、国境を越える前の上毛高原で既に銀世界に・・・。それでもトンネルを抜けたら一面の雪景色にはインパクトがあり、車内に歓声が上がります。
 その後八海山を眺めながら進む道すがら、積雪はあっても晴天。しかし長岡の手前から吹雪いてきて、一応防寒対策はしてきたものの、少々先が思いやられます。

 長岡からは直江津行きに乗り換え、普通列車の旅としゃれこみます。車窓の雰囲気も、いかにも旅気分という感じになってきました。
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 そしてやって来ました北条駅。下車したのは私一人です。
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 先程の駅名板の他に、跨線橋にも味がある駅名板がありました。

 ホームから周囲を見渡す限りでは、駅周辺にまとまった集落がある以外、これといったものが無さそうです。
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 跨線橋を渡り、無人駅となった待合室に入ると、意外にも力の入った観光案内パネルがありました。
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 「きたじょう」の由来は上杉家に仕えた家臣、北条氏に由来するようです。上杉謙信からすれば武田信玄に次ぐ宿敵とも言える北条(ほうじょう)の名が、なぜ越後に存在するのか解ったような気がします。もっとも、謙信は北条家から人質という名の養子をもらい受け、その境遇を憐れんだ謙信が自らの旧名である景虎の名を与え、その景虎が後に景勝と跡目争いを繰り広げるたいう史実があります。必ずしも「ほうじょう」と無縁という訳でもない気がしました。
 また、別の案内表示によればこの地は毛利氏とも関連があるようで、この静かな佇まいの一帯は、今となっては「兵どもが夢の跡」という感じです。

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 駅舎を後にして、まずは北条城址があるようなので、そこを目指してみました。
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 ところが入り口まで来たものの、この城は山城だったようで、除雪されていない山道を登るのはさすがに危険そうです。来た時期が悪かったと諦めることにしました。
 周辺は宿場町としての歴史もあるらしく、集落の規模の割に神社仏閣が多く見受けられました。いずれも小ぶりながら、歴史を今に伝えているような存在感があります。
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 また、由来がありそうな石碑など、いろいろと下調べしてから来ればもっと発見があったかもしれません。
 
 この後、いつもどおり「響」あるいは「メロディ」に因むものがあるか散策してみましたが、
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 いかんせん商店そのものが殆ど見当たらず、今回は空振りに終わりました。「メロディ音楽教室」なんてあればいいかなと思いましたが、さすがに無いものねだりです。

 私は普段なるべく地域にお金を落したいと考えているため、地元の食堂で食事をする方針を持っています。しかしここには食事をできる店が全く無く、念のため用意しておいた長岡駅の駅弁を、待合室で食べながら電車を待つことにします。
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 列車を待つ間、先ほどの案内板を読み返してみると、なんだか宝の持ち腐れのようにも思えます。私のような物好きでない限り、この駅で途中下車してみようという旅行者は少ないと思います。せっかく地域の歴史についてしっかりまとめてあるので、もう少しアピールしてみても良いのではと感じました。

 さて日帰りとは言え、また長岡に出て帰るのも芸がないので、日本海に沿って犀潟まで行き、ほくほく線経由で帰ることにしました。
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 日本海の荒波を臨み、
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 「海に近い駅」で有名な青海川駅を経て、ほくほく線経由で六日町へ。ほくほく線には以前はくたかが走っていた頃に、そのはくたかで乗り通したことがありますが、普通列車にのるのは初めてです。今では特急が無くなったとはいえ、地方の第三セクターとは思えぬ高速走行っぷりには驚かされました。まるで京急に乗っているような気分です。

 六日町で途中下車。この駅も何度か通過した事はありますが、降りるのは初めてです。ちょうど駅からすぐのところに六日町温泉公衆浴場があるようなので、列車待ちを兼ねて行ってみることにしました。ちなみに私はいつでも温泉や銭湯に入れるよう、ぶらり旅の時にはタオルと旅行用石鹸・シャンプーを持参しています。
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 5人も入ればいっぱいの浴槽ですが、温泉そのものはかけ流しで、少し熱めの湯は入り心地が良く楽しめました。ただ、スキー帰りのお客さんで少々混雑しており、湯上りにゆっくりできなかったのがちょっと残念です。

 この後、越後湯沢で上越新幹線というルートだとやっぱり芸がないので、延々在来線で帰ることにしました。そして無謀にも土合で途中下車。ここは夏場の明るい時間帯に来た事がありますが、冬の夕暮れに来たのは初めてです。
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 深い雪に囲まれ、夕闇迫る駅に取り残されたような心細さがたまりません。
 そしてもちろん、下りホームへ足を運んでみます。が・・・
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 下りホームへの階段に向かう通路の照明が無く、正直かなり怖いです(汗)
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 その先の通路には、まばらに照明が灯っているものの、中途半端な灯り具合がかえって不気味さに拍車をかけています。もう少し明るい時間帯だと、車で立ち寄る観光客がそれなりにいるのですが、本日は人の気配がありません・・・。それでもせっかくここで降りた以上、下まで行かずに帰るのは勿体ないです。勇気を出して行ってみました。
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 地の底深くに伸びる魔界の入り口のような階段を見下ろして、下りホームへと降りて行きます。階段では先客の方とすれ違い、ほんの少しだけ安心しました。トンネル内はむしろ暖かいのですが、階段横を流れる地下水の音が不気味に響き、やっぱりちょっと怖いです・・・
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 そして、やってきました地下ホーム。しばらくするとトンネルの奥から風が吹き込んで来て、貨物列車が通過していきました。※写真はブレまくってしまい、映っていません。
 しばらく異次元のような空間に身を置いた後、あの462段の階段を登って帰ります。
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 ・・・階段のてっぺんが真っ暗闇なのが物凄く怖いんですが(汗)、これを登らないと帰れないので、頑張ります。普段東京で暮らしていると結構な距離を歩いたり、階段を登ったり下りたりしているはずなのですが、一直線のこの段数はさすがに大変でした。それでもゆっくり登って10分弱。上まで来ましたが・・・
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 すっかり日が落ちていて、暗い通路の先にある風よけの衝立が凄く不気味です。裏になにか得体の知れないものが潜んでいそうです。それでもこの先へ行かないと戻れないので・・・
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 私は霊の類は信じていない筈なのに、なんだか後ろから見られているような気がして、らしくなく鼻歌なんぞを歌って誤魔化しながら、ようやく地上へ帰って来ました。
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 既に駅前はこんな状態です。

 そしてダメ押し。
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 帰りの列車に乗るための上りホームへ行く通路が完全に闇です。くどいようですが、これを越えないと帰れないので、頑張ります・・・

 なんだか心身ともに疲れてしまい、この後15分ほど待って水上行きの電車に乗り込み、高崎行きに乗り換えた後は熟睡してしまいました。そして高崎線に乗り換え、先程22時頃に帰宅しました。
 北条駅よりも土合訪問記のようになってしまいましたが(笑)、非日常体験で気分転換になったと思います。
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コメント 4

げーてーべー

ぅあ…!…これは怖い!一瞬バイオハザードかサイレントヒルのキャプチャ画像かと思いましたw

私も以前、1人でドライブに出かけ、夜中の3時過ぎに長野から白馬へ抜ける峠道を走った事があるんですが、その時も周囲に全く灯りがなく、ぽつぽつと灯るトンネルのオレンジの光が、彼岸への道しるべの様に見えて、カーステの音量最大&車内で絶唱しながら走り抜けた事を思い出しました…

そうそう、今回撮影した写真、拡大しないで下さいね…
”みえてはいけないもの”が写ってたりでもしたら…たら……たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたt
by げーてーべー (2017-01-24 20:24) 

スティクス

>げーてーべーさん
明るい時間帯に来ても結構怖い駅なので、冬の夜に来ると相当怖かったです(笑)
お蔭で「北条」よりもネタ的に土合のほうが多くなってしまいました。
りんちゃんやエレン、なお、みなみんを連れてこようものなら、果たしてどうなっていたか・・・

>夜中の3時過ぎに長野から白馬へ抜ける峠道
これも怖そうですね。途中には秘境で有名な「鬼無里村」などもありますし、この字面だけで怖そうな雰囲気が漂っています。
トンネルのオレンジの光も何か不気味ですよね。そんな時、カーステに妙な音が混じって来たり・・・

"みえてはいけないもの"
そう言われたらやってみたくなるのが人情です。ちょっと試してみますね。
あれ?なんだこrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
by スティクス (2017-01-24 22:59) 

急行・快特本八幡

「北条」といえば、兵庫県の加古川に「北条鉄道」という第3セクター鉄道があったかと。数年前にも書きましたが、伊豆箱根鉄道駿豆線の韮山駅がかつて「北条(ほうじょう)」駅を名乗っていたそうです。
上越線は国鉄型の115系が残っており、これも211系に置き換えられるようです。ちなみに先日の魔法つかい49話に登場した電車は近畿圏の223系に似た感じでした。
by 急行・快特本八幡 (2017-01-25 06:01) 

スティクス

>急行・快特本八幡さん
北条鉄道の存在は知っていますので、あちらの「北条町」にも機会があれば足を延ばそうと思っております。
by スティクス (2017-01-26 00:00) 

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