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ハピネスチャージプリキュア!第17話 『努力と根性!めぐみと誠司の絆!!』 [ハピネスチャージプリキュア!]

 プリンセスの『来たっしゅ!』に持って行かれたかと思えば・・・
 オレスキー将軍の『無駄無駄無駄ァッ!!!』が、さらにやらかしてくれましたとさ。
 さすがディオ(の中の人)!おれたちにできない事を平然と(ry)
 
  
『ね・・・ねえ。本当にこの格好をするの?』
 戸惑い気味のひめが手にしているのは「長ラン」。めぐみとゆうゆう、リボンは既に長ラン着込んで準備万端です。唖然とするひめを前に何をするのかと思えば、空手大会に出場する誠司の応援練習でした。太鼓叩いて硬派な応援練習が始まり、ブルーも超やる気が無いタンバリンで色を添えます。
『あのさ・・・応援なら他にもあるでしょ?例えばほら・・・めぐみがお弁当でも作ってあげるとかさ』
 暑苦しい応援に迫られたひめが苦し紛れに言った言葉が、めぐみ達に火をつけました。
『さすがひめ!誠司の優勝を願ってみんなで応援弁当を作るんだよね?』
『それじゃあ私はおおもりご飯秘伝の技を披露しちゃおうかな♪』
 既にめぐみ達は超やる気。巻き込まれてしまったひめは困惑するばかりです。

 練習を終えた誠司に、次の大会はみんなで弁当を持って応援に行くと言うめぐみ達。ひめは巻き込まれてしまった感があるのか、終始「うらポジ」で不機嫌です。しかし誠司に気持ちだけで十分だと言われた事を曲解し、プライドを傷つけられて闘志を燃やしました。
『なによそれ!まるで私には出来ないみたいじゃない!』
 意地でもおいしいを弁当作ってやると、妙なやる気を燃やしています。

 誠司は夜になっても道場に残り、一人練習に励んでいます。
『練習するなら相手がいた方がいいんじゃないかしら?』
 そこにいおなが声をかけ、珍しく組手を申し出ました。
『私は今、少しでも強くなりたいだけよ』
『・・・なら、俺も同じだ』
 文武両道の二人が、夜の道場で切磋琢磨します。

 その頃、ひめとめぐみはキュアラインで話しています。先ほどの誠司の発言はひめの心に波紋を起こし、モヤモヤしたものを抱いています。
『きっと誠司は、私たちに面倒かけさせたくなくてああ言ったんだと思うよ』
『流石にめぐみは良く知ってるのね。今回の応援と言い、やっぱりめぐみは誠司の事が好きなんじゃないの?』
 水を向けられても、めぐみは疑いなく、ごく自然に幼馴染を応援するのは当たり前だと返しました。
『それにね、誠司って今まで、本当に空手を頑張って来たんだよ』
『なんでそんなに頑張るのか意味わかんない。それを応援して何になるの?』
 誠司が頑張る姿を見れば応援したくなるというめぐみの言葉に、ひめは半信半疑ながら渋々協力することになりました。

 そして翌日、大使館の厨房。ひめは出汁巻き卵作りに挑戦するも失敗続きで、既に練習用の卵を使い果たしてしまいました。後には焦げた卵の残骸が死屍累々と横たわっています。ひめは自分で卵を買いに行くと言い出すと、めぐみとリボンについでの買い物を頼まれました。
 重い荷物を抱えてぼやきながら河川敷を行く帰り道、練習に励む誠司の姿が見えます。
『うぉ~のぉ~れェエエッ!相楽誠司ィィイイイイッ!!!!』
 気付いた誠司がにこやかに声をかけますが、殺気を滾らせてものすごい勢いで走り寄るひめにタジタジです。意味が解らずなだめると、ひめは溜めこんでいたものを一気にまくしたてました。
『私はね、あんたのお弁当作るために苦労してんのよ!練習したらうまくいかなくて卵は無くなっちゃうし、買い物に行かされてこんなに買わされるし!もう大変なんだから!!』
 勢い余って落しそうになった買い物袋を支え、誠司は「同情」ではなく自然にねぎらいます。
『それは大変だったな。俺も手伝うからさ、練習の間、少し待っててくれるか?』
 その言葉にひめの温度は下がりました。
『・・・仕方ないわね』

 その後もひめは、練習に励む誠司を冷めた目で見ています。その時曇り空が晴れ、陽に照らされた下で頑張る姿を見ていると、なにやら響くものがあった様子。絆創膏をまいた掌越しに、誠司の姿を見つめます。
『大丈夫か?随分と大変そうだけど、色々ありがとうな』
『べっ別に!私が言い出した事だから最後までやらないといけないでしょ』
 照れ隠しなのか、ツンデレの代名詞のような台詞で誤魔化した後、ひめは誠司におずおずと尋ねます。
『ねぇ・・・誠司は、何でそんなに空手を頑張るの?』
 もともと興味があり、強くなれそうな気がしたとの事ですが、一番のきっかけはめぐみだったかもしれないと語る誠司。ひめにはその意味が分かりません。

 川の対岸でも空手大会に出場する男子が、サンドバッグに浮かんで消える憎いあんちくしょうの顔めがけ叩いて叩いて叩いて練習に励んでいます。その拳は、不意にオレスキー将軍に受け止められました。
『貧弱貧弱ゥ!』(嘘)
 彼を鏡に閉じ込め、優勝したい、一番になりたいという気持ちを利用してサンドバッグのサイアークを生成。
そしてオレスキー将軍は、今日も俺様が一番カッコいいのだ!と、相変わらずズレた感性で決めます。

 誠司もひめの荷物を持ってあげて、その帰り道、サイアーク出現に気が付きました。ひめは誠司にめぐみとゆうゆうに知らせる役を頼み、単身変身して立ち向かいます。爆弾ボンバーでチョイアーク達を蹴散らして、
『来たっしゅ!!』(マリンかお前はw)
 颯爽と登場。荒れ地と化した河川敷で、オレスキー将軍と対峙します。
『荒野は俺様に良く似合うのだ!!温室育ちのお姫様なんぞに!!!俺様の美学はわかるまい!!!!』
 いつも以上に謎理論でのたまうオレスキー将軍を他所に、プリンセスはチョイアーク軍団とサイアークに向かって飛び掛かります。サイアークに攻撃を畳み掛けますが相手はなかなか強く、さらにプリンセスの背後からチョイアーク達が飛び掛かって来ました。それを蹴散らす誠司に向けて、またまたオレスキー将軍のテンション高い台詞が響き渡ります。
『イケメンが!カッコつけおって!!俺様より有能で!!!俺様より優秀な若い芽は許さーーーん!!!!』
 プリンセスは誠司に背中を預けてサイアークに挑むも、相手は殴られるのが専門のサンドバッグだけあって、ものすごく打たれ強く、まるで効いていない様子です。
『貴様のへなちょこパンチなど、そよ風のささやきよ!!』
 今にも最高に「ハイ!」ってやつだアアアアア!などと言い出しそうなテンションで煽るオレスキー将軍。誠司もチョイアーク相手に善戦していますが、相手が多すぎてきりがありません。プリンセスも次第に追い込まれて行き、肩で息する二人に向けて、サイアークの拳が振り下ろされたその時、ラブリーとハニーが駆けつけました。

 チョイアーク達はハニーのフォームチェンジ、ココナッツサンバからのマンボのリズムで一層。ついでにオレスキー将軍も釣られて、暑苦しくマンボのリズムにノリノリです。
『サイアークな気持ちは汗に流しちゃいましょう♪』
『サンバなのにマンボとは、奥が深い・・・ってバカ!!』
 暑苦しい顔でマラカス振っていたオレスキー将軍は我に返り、サイアークに指示を出します。ラブリーは一人奮闘してくれたプリンセスを休ませて、単身向かって行きました。ハニーがそれを援護する中、ラブリーの猛攻が休む間もなくサイアークに畳み掛けられます。
『俺が空手を始めた理由は、あれだよ』
 ラブリーの戦いぶりを見て呟きながら、誠司は幼い頃の事を思い返します。
『小さい頃からめぐみは変わらない。めぐみはみんなのためなら、いつも全力で頑張るんだ。小さい時からいつもそうだった』
 めぐみ、ゆうゆう、誠司それぞれが幼少の頃、塀の上の猫を助けようとして落っこちても、猫が無事で幸せハピネスと笑う事が出来るめぐみの姿。
『自分の事より、他人の事に一生懸命なんだ』
 その思い出を共有しているハニー=ゆうゆうも、同じ想いを抱いています。
『私も頑張っているめぐみちゃんが大好き。めぐみちゃんといると、自分も頑張らなくちゃってパワーが沸いてくるから。プリンセスもそうでしょう?』
『俺も、あいつと一緒に居ると・・・自分も負けてられないって思うんだ』
『私も・・・私もその気持ちよくわかるよ』
 帯を締め直す誠司と共に、プリンセスも目の前で奮闘するラブリーを見て、めぐみと幼いころから付き合ってきた二人の気持ちが分かりました。
 
 ハニーヒーリングリズムで力を貰い、反撃開始。ラブリーに昇竜拳(笑)を叩き込まれてもぴんぴんしているサイアークを、プリンセスの新技、
『プリンセス!ゲンコツ・ツゥゥウインマグナム!!』言い回しは決して誇張ではありません(笑)
 のロケットパンチが跳ね飛ばします。
『私も頑張るよ!・・・っていうか、ラブリーを見てるとこっちまで頑張りたくなっちゃうのよね、まったく』
 その意味を聴かれて、照れくさくて言えないと、秘密!ミステリアスだと言うプリンセス。二人に向けてオレスキー将軍の今週のハイライト!
『おのれプリキュア!他人のために頑張るなど・・・無駄無駄無駄ァッ!!!
 煽られて立ち上がるサイアークを、二人の団結技ツインミラクルパワーシュートで撃退。
『俺様は自分のために頑張るのみ!(ディオの次はシャットさんか)俺様最高だ!!』
 無駄に熱いテンションを保持したまま、オレスキー将軍は引き上げて行きました。

 そして迎えた空手大会当日。弁当の中身は、かつて咲と舞がデートの折に作った弁当や、恐るべし「のぞみスペシャル」のように卵焼き尽くしです。それでもひめが朝から一生懸命作った卵焼きを一口食べて、誠司はパワー百万倍だと褒めました。
『私も頑張ったんだから、誠司も頑張って優勝しなさいよ!』
 誠司は決勝まで勝ち進み、相手は河川敷でサイアークにされた男子です。絆創膏だらけの指で、祈るように試合の行く末を見守るひめ。そして判定は誠司の優勝。健闘を称え合う二人に惜しみない拍手がかけられます。
『頑張る人のために頑張るって、一番の応援かもね』
 そう言うひめの両手に沢山貼られた絆創膏は、彼女もまた頑張った証。オレスキー将軍の勲章よりも、価値のある光を放っています。


 すみません。今回はジョジョファンとして真っ先に、例のアレに目が言ってしまいました。アレはずるいです(笑)。あんなのジョジョファンなら必ず反応してしまいますって。かつてOVAで承太郎を演じたキントレスキーの中の人によるオラオラもありましたので、劇場版ではひょっとしてジーク王子(TV版承太郎)との共演もあるかと、妙な期待をした事もありました。
 それでなくてもこのハピネスのシリーズはディオ=オレスキー将軍、カーズ=ディープミラー、吉良吉影=ブラックファングと、ジョジョの歴代ラスボス勢ぞろいですので・・・

 ネタ要素で言えば、プリンセスの『来たっしゅ!』も十分にインパクトがあります。当初より青色キャラでは異色の存在だったマリンと親和性があったプリンセスが、ここに来て満を持して?出したネタには感慨深いものがありました。でも、なぜこのタイミングで・・・?前述の無駄無駄もアドリブっぽいので、今回はアフレコ現場でアドリブ合戦でもあったのでしょうか?「ゲンコツ・ツゥゥウインマグナム!!」の熱さも、いつも以上に暑苦しいオレスキー将軍に引っ張られたのかもしれません。

 さて、ネタに目を向けるのはこのくらいにしてストーリーに注目して行きます。
 まず冒頭、渋い応援に辟易したひめが弁当作りを持ち出す場面。ここで、なぜゆうゆうが弁当作りを考えなかったのが気になりました。本来であれば、何よりも食に重きを置く彼女がこの発想に至るはずで、ひめが長ランで応援、というスタイルが自然です。
 もちろん作劇上の理由だとは思いますが、ひめが自発的に誠司の応援をするために、ゆうゆうがわざと仕向けた、というのは考えすぎでしょうか。ゆうゆうは既にめぐみが誠司を、誠司がめぐみをどう思っているか理解しています。そんな彼女があえてひめを焚きつけてややこしい関係にするとも思えませんが、めぐみと誠司の仲を進展させるためにひめを行動させたとすれば・・・。
 ゆうゆうの不自然さが引っかかったので気になったのですが、すみません、やっぱり考えすぎのようです。

 とはいえ、ひめが少しずつ誠司に対する意識が変わった話であることは確かです。再見するまでは、ひめが誠司を意識するのは二人で迷子になった話だと思っていましたが、その萌芽が既に見受けられました。
 キュアラインでめぐみと話している時も、
『思い出したらモヤモヤして来た』
 と言っています。これは誠司の発言を斜に構えて解釈したことで苛立っているものだと思いますが、同時に何か「モヤモヤ」する想いが芽生え、それが恋の芽生えだとは本人も意識していないからだと思います。このひめの台詞までは、キュアラインで会話する描写はいずれも話している人物を画面上に映していますが、それ以降はひめの目線でキュアライン越しに映るめぐみの姿が描かれています。誠司の事を楽しげに語るめぐみの姿にも、ひめがモヤモヤを抱いている事を表しているように思えました。「嫉妬」という感情も、ひめはまだ意識していない筈です。それが判らないから、モヤモヤという言い方をしている、繊細な心理描写を見たような気がします。

 繊細な描写といえば、買い物帰りのひめが目を三角にして誠司に突進した後、買い物袋を落しそうになって誠司に支えられた時の描写も目を惹きました。その直前の珍獣ぶりとの落差もさることながら、誠司に優しく声を掛けられ、支えられている時、ひめは台詞を発さずにいわゆる「うらポジ」状態で、目だけで繊細な演技を描いています。この時も誠司に対するよくわからない感情が苛立ちとして現れた後、それを鎮められてよくわからないモヤモヤ感が出ていたような、思春期の少女らしい内面が伺えました。

 ひめの描写に後の伏線を見出しただけでなく、誠司にもそれは伺えました。
『待たせてごめんね』『ううん、ありがとう』
 駆けつけたラブリーにお礼を言うプリンセス。この二人のやりとりを見ている誠司の目が一瞬複雑な光を発したように見えたのは気のせいでしょうか。この直前、誠司はプリンセスを援護しきれず、逆に共倒れになりかねない窮地に置かれています。それを助けてくれたのはラブリー=めぐみです。他人の事に一生懸命になれるめぐみのように強くなりたいと思って空手を始めた誠司が、その彼女に助けられてしまうという状況に、初めて複雑な感情を抱いた瞬間だったのかもしれません。
『自分の事より、他人の事に一生懸命なんだ』
 誠司はめぐみのことをそう評しています。しかし、外から見れば誠司も同じく、それ以上に一生懸命に見えます。人は自分の事は見えにくいものです。もしくは鏡に映った自分のようにめぐみを見ていたのかもしれません。それが誠司の心に影を落とすきっかけになってしまうとは、皮肉なものです。
 もっとも、誠司のこの問題については後々クローズアップされた際に改めて触れることにして、このくらいにしておこうと思います。

 やたらとネタ描写が多く暑苦しかったのは、繊細な描写とバランスを取るためだったのかもしれません。
 ・・・ということにしておきましょう(笑)

【今回のおめでとうメッセージ/キュアルージュ】
 イケメン・誠司が活躍するエピソードに引っ張られたのでしょうか。イケメン度10割増しくらいに凛々しくなったキュアルージュ登場。ルージュ=りんちゃんというよりも、竹内さんのおかげとも言うような粋でさばけた台詞回しがカッコいいです。彼女も恋に恋する乙女だったはずなのですが・・・。
 ところで「そーれ!」って、そんな台詞ありましたっけ(笑)
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