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ハピネスチャージプリキュア!第26話 『迷子のふたり!ひめと誠司の大冒険!』 [ハピネスチャージプリキュア!]

 三作並行視聴を始めて半年超。ようやく折り返し点に到達しました。
 マラソンを完走するのはなかなか大変ですが、リアルタイム視聴では気づかなかった事、見過ごした事を再び楽しめるのは再視聴ならではです。
 さて今回は、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまったひめと誠司の夏の思い出の物語。それにしても、よくあそこまでゲテモノっぽいジュースの数々を考えたものです(笑)。
  
 放映時間では2週に渡った合宿が無事に終了。思い出とともにコテージを後にします。いおなにとっては、遊んだせいでトレーニングメニューが足りず、駅までマラソンだと皆をけしかけます。それにめぐみとゆうゆうが賛同し、ブルーは鏡でさっさと帰宅。誠司も駆け出し、取り残されたひめが慌てて皆の後を追い掛けました。

 さすがに疲れたのか、帰りの電車の中では誠司を除いてぐっすり寝ています。ふと、ひめが目を覚ますと、誠司がめぐみの寝顔を見つめるのに気付きました。
『今、めぐみの事見てた!?』
 ひめは誠司が密かにめぐみへ想いを寄せていると聞いていたこともあり、ここぞとばかりにちょっかいを出します。そして水筒の中身を飲もうとしたところ、中身は空っぽです。折よく電車は小さな無人駅に到着。ちょうどホームには自販機もあり、ひめは誠司を無理やり連れだして買いに行きました。
「おしるこソーダ」という、いかにもゲテモノなドリンクをねだるひめに根負けした誠司が、仕方なく買ってあげると、なんとあたりでもう一本。次の「ハバネロスカッシュ」もあたり、その次の「プリンセス」も、その次の次の「アボカド100%」も、ゲテモノっぽい飲み物のせいか、あたりが延々と続きます。
 電車の出発時間になってもフィーバーは止まりません。そうこうしているうちに電車が動き出し、ひめが落した缶に足を取られて転倒したこともあって、ふたりは乗り遅れてしまいました。

 ひめは誠司があたりを出すのが悪いといちゃもん付けた後、プリキュアに変身して追いつくとドヤ顔を見せます。ところが肝心のプリチェンミラーがありません。誠司もキュアラインで連絡しようとしますが、こちらも見当たらず。二人とも電車の中に置き忘れた事に気付きました。そうとも知らず、めぐみとゆうゆう、いおなは車内でぐっすり眠っています。
 頭を抱えるひめに対し、誠司は行動します。時刻表を確かめ、次の電車が5時間も後と見るや、公衆電話を探しに行きました。ひめも慌てて誠司の後をついて行きます。

 周辺には人家どころか電話も見当たらない秘境駅です。ひめは喉が渇いたと音を上げて、先ほどの「おしるこソーダ」を飲みますが、案の定ゲロマズでした。むせるひめに、誠司はさりげなくオレンジジュースを差し出してくれます。合宿中、石神りんが誠司を「優しい」と評していた事を、ひめは改めて意識します。それを振り払い、立ち上がろうとした時、ひめは足に違和感を覚えます。
『まさか、気のせいだよね』

 ひめと誠司がいない事に気付いた三人が、変身して空を飛び、探しに来ました。先ほどの小さな駅も訪れますが、二人の姿は見えず、再び飛び立ちます。

 一方ひめと誠司の方では、電話どころか人にも会いません。駅に引き返そうとした折、ひめは駅で転んだときに痛めた足が悪化し、歩けなくなりました。すかさず誠司は湧水を探してハンカチを浸し、ひめの傷口に巻いてあげます。それだけでなく、歩けないひめを背負って歩き始めました。ひめは恥ずかしいのか、下ろすよう駄々をこねますが、
『ここに一人で置いて行かれたいのか?』
 誠司に一喝され、おとなしく背負われて行きました。否、おとなしくはありませんでした(笑)
『めぐみには、このこと黙っててあげる。あんたの大好きなめぐみが誤解したら困るでしょ』
『俺がめぐみを?何で』
『隠しても無駄よ。心配しないで。めぐみにはばれてないから』
 ひめがちょっかい出してくるのを振り払うように、誠司は足を早めます。

 そんな二人の青春を思わせる甘酸っぱいやりとりを、ホッシーワさんが嗅ぎつけました。

 そうとも知らず、ひめは誠司を冷やかし続けています。背後から延々としゃべり続ける等、さながら某チープトリックのようにウザいですが、誠司は怒らずに足を進めています。
『私が言うのも何だけど、めぐみはいい子だからね。のんびりしてたら誰かに取られちゃうかもしれないよ』
 突如、ホッシーワさんがリーゼントに長ランという一昔前の不良スタイルのチョイアークとサイアークを従え、二人の行く手を阻みます。

 ひめを背負ったまま逃げる誠司の行く手をチョイアーク達が塞ぎ、いつしか二人は囲まれました。誠司はひめを下ろして構えを取り、チョイアーク達と渡り合います。
『心配するな!俺が守ってやる』
 誠司の姿と発言が、ひめのハートに突き刺さりました。しかしいくら誠司が空手の達人でも多勢に無勢。次第に追い込まれて行き、背後から飛び蹴りを喰らって倒れてしまいました。足を痛めたひめも動けず、倒れた誠司にチョイアーク達が迫ります。
『だめ・・・だめ・・・誠司ぃいいいいいいッ!』

 その時ひめの叫びを聞くかのように、ラブリーが颯爽と登場!
『あんた達!ひめと誠司に何してるの!』
 パッションダイナマイトでツッパリチョイアークを一掃。続けてフォーチュンも駆けつけ、ハニーはヒーリングリズムでひめの足を治療します。たちまちチョイアーク達は退けられ、誠司を介抱した後、ひめも負けじと変身します。

『よくも誠司にこんな事を!』
『そうよ!!許さないんだから!!!!』
 誠司が痛めつけられるのを目の当たりにしたプリンセスは、ラブリー以上に怒りを燃やしました。
 今度の相手はサイアーク。戦う前にリーゼントへ櫛を入れ、その歯が折れて逆上。こちらもその怒りを叩きつけるように襲いかかって来ます。
 元がケンカ番長なのか、このサイアークは意外と強く、合宿を乗り越えた四人でも手に余ります。跳ね飛ばされて倒れる四人。それでもプリンセスは立ち上がります。
『そんなの・・・効かない!私は今、すっごく怒ってるんだから!!』
 ツッパリサイアークに対してメンチを切り、タイマンを張ります。相手のリーゼントを掴み、顔面にパンチとキックを叩き込むッ!サイアークが叩きつけてくるリーゼントをおでこで受け止め、リーゼントを砕くッ!さらに駄目押しのヘッドバット!あまりの強さに、ホッシーワさんだけでなくラブリー達も唖然とする中、最後はプリンセス怒りのブルーハッピーシュートで決めました。
 
 疲れて眠ってしまった誠司を介抱し、次の電車で帰ります。
 目を覚ました時、めぐみの顔が近くて焦る誠司を、皆が称えます。
『ナイト役お疲れ様』
『男の価値は女のために体を張れるかどうかで決まる。お前イカしてるぜ!』
『最後はみんなに助けられたけどな』
 それでも誠司はあくまで謙虚。向かいに座っているひめは改めてお礼を言いますが・・・
『あ・・・あの・・・誠司・・・さっきは・・・ありがとう』
 意識しすぎて妙に上ずった声になり、さらに誠司の笑顔を見て真っ赤になってしまいました。
『あれ・・・何で?どうしたんだろう、私』
 胸の高鳴りを覚え、戸惑うひめ。まさか、これは・・・?
『嘘でしょ・・・?私、誠司の事・・・すすす好きに?』
 ひめは突如沸き上がった想いを誤魔化すように駅弁を受け取りますが、向かいに座っている誠司を見て、再び顔を赤らめます。これはやはり、恋なのでしょうか・・・?


 既に先の展開を知っている身でこの話を見ると、ひめの胸の高まりについては次回に回した方が良さそうで、あまり触れないで置きます。ただ、「吊り橋効果」だけでは語れ無さそうな描写が散見されたので、少し取り上げてみます。
 まず、ひめは駅で転んだ後、立ち上がろうとした際に「まさか、気のせいだよね」と言っています。これは足を痛めた事に掛かっていると見るのが妥当ですが、見方によってはこの時少し誠司を意識してしまい、それを「気のせいだよね」と言ったようにも思えました。
 自分が恋心を抱いてしまった事を肯定できず、そもそもそれが恋なのかもわからず、ただモヤっとする想いに対して「気のせい」だと切り捨てる。人を好きになってしまう事を恐れているような繊細な一面が、ひめから感じ取れました。

 反面、繊細とは言えない直球で誠司にちょっかいを出したりする等、いつものひめと言うべき姿も見られます。本文中に書いてしまいましたが、おんぶした相手が背後からいろいろ言ってくるのを見て、チープトリックを連想したジョジョファンの方、私の他にもいるかもしれません(笑)。
 もっとも、あのちょっかいも照れ隠しだったと思います。
『私が言うのも何だけど、めぐみはいい子だからね。のんびりしてたら誰かに取られちゃうかもしれないよ』
 この時のひめは、誠司をからかって楽しんでいるように見受けられます。しかし内心はどうだったのでしょうか。ひめはこの時点で、めぐみがブルーに惹かれ始めている事と、それを誠司が気にしている事を知りません。知っていてこの発言をしたのでは、さすがに空気が読め無すぎです。そして逆に自分がめぐみから「誠司を取りかねない」危険性についても、まだ感付いていないようです。良くも悪くも、ひめのお調子者な性格が幸いしたような場面でした。

 今に始まった事ではありませんが、誠司の人格者ぶりには好感が持てます。電車内でちょっかい出されたり、駅ではひめの財布代わりにされたり、そこに駄目押しのチープトリック。あそこまでされて怒らないのは大したものです。ヤンキー(のチョイアーク)に絡まれても全く退かず、からかっていたひめを守るために全力を尽くす等、男も惚れさせる(変な意味ではありません)魅力にあふれています。ブルーが男性というより神としての理想像であれば、誠司は人間男性としての理想を束ねたようです。
 しかし、今回は誠司にも気になる表情が見て取れました。プリンセスがサイアーク撃退するのを見届けた後、疲れて眠ってしまう直前の表情。確かに疲労した顔と見えなくもないですが、それ以前に無念さと複雑な感情が入り混じったようにも見えます。
 ひめを守ると言いながら、結果的に守れなかった無念。そして自分が守る対象と考えているはずのめぐみ=ラブリーに助けられてしまった無念。さらに、ひめ=プリンセスにも助けられた無念。後に誠司の中で肥大して行く負の感情は、ブルーとめぐみの関係を目にしてからというものの、少しずつ大きくなっていくようです。
 もっとも、その後電車の中で駅弁を頬張る彼は実に生き生きとした表情に戻っているのが救いでしょうか。誠司にとっては次回ももう一悶着ありますので、改めて応援したくなりました。

 それにしても、私が先日行った「南野」のようにあれほど列車本数が無い区間の無人駅なら、普通は乗務員が待ってくれると思いますが・・・そこはフィクションと言う事ですね。そろそろ次の駅へ行く旅程も考える気になった無人駅の描写でした。 
 他にも一昔前のツッパリスタイルのサイアーク&チョイアークのガラの悪さや、ゲテモノぞろいのジュースの数々などネタ描写も盛り込まれ、夏休みの一編として楽しめる作りだったと思います。

【今回のおめでとうメッセージ/キュアビート】
 2週連続の青キュア、しかも高橋作品からの登場。同じ釣り目の青キュアでも、受ける印象が違って見えるのは、彼女が元「猫」だからでしょうか。
 さすがに「おめでとう」メッセージですので、やっかましいわ!!などとは言いませんが(笑)、ファンとしては、一度だけ披露された「髪をかき鳴らすエレキのビート」を再び見せてくれたのが嬉しいです。嗚呼、エレン様・・・(←やっかましいわ!!)
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コメント 2

MP

「合宿編」最後。今回は帰郷でしたが、ひめ・誠司のとんだ騒動になりました。それにしても「アボガド100%」や「おしるこソーダ」って、プリキュアの世界は珍味だらけですなァ。
(「おしるこソーダ」、こまちなら喜ぶかも)

「挨拶」はビート。髪を鳴らす「ジャーン!!」音はインパクト有ります。あれから「ワル出身」はスカーレット、そして「元妖精」はフェリーチェ(加えてみのり…いやモフルン)まで登場しません。

余談ですが、これが放送されたのは2014年7月27日。そして翌週の8月3日は「今でしょ」・「ナニコレ」・「相棒」・「スポーツ王は俺だ」などで構成された大型特番「1日丸ごと夏祭りデー」のため、他のニチアサ作品と共に休止!! 1年前は「ライダー×戦隊」+「ASNS1」のため休止されても満足でしたが、いくらテレ朝夏祭り関連企画とはいえ、「映画やらんのか!! そんな殺生な!!」とショックでした。全米オープンや駅伝なら仕方無いにしても、これは辛かったです
(因みに「今でしょ」冒頭では林先生が「鎧武」ファンに謝罪していたが、「ハピチャ」にとっては何もしなかった!!)
by MP (2017-04-16 00:26) 

スティクス

>MPさん
ゲテモノドリンクといえば、こまちは「おしるこソーダ」ではなく「ハバネロスカッシュ」の方に惹かれるかもしれません。作中でハバネロジュース飲んでいたこともありましたから。

翌週はそんな特番で中止だったとは、もう忘れていました。
確かにゴルフや駅伝、五輪は仕方ないと思いますが、そんな誰得特番で潰されていたとは・・・
きっと林先生も、子ども達(大きなお友達?)を敵に回す事が不本意だったのでしょう。
by スティクス (2017-04-16 19:02) 

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