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魔法つかいプリキュア!第38話『甘い?甘くない?魔法のかぼちゃ祭り!』 [魔法つかいプリキュア!]

 私の住んでいるマンションからは、一応隅田川花火大会が見えます。
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 もっとも、この写真だと奥のマンションが火を噴いているように見えます(笑)。あいにくの雨でしたが、枝豆、焼き鳥を肴にビールと共に楽しませて頂きました。
 花火や祭りには、特有の高揚感があります。今回、特にことはがその高揚感に舞い上がりますが・・・
  
 ことははお祭りに備えて昼食を抜いたため、空腹にあえいでいます。というより、精霊さんに食いつこうとしたり、完全にイッちゃってヤバい状態なのですが(笑)。
 みらいとモフルンも加わり、魔法界のお祭りに想像をめぐらせて、お菓子をいっぱい食べようとワクワクもんで盛り上がります。ところが、そのお祭りの「厳しさ」を知るリコが3人に釘を差しました。
『残念だけど、そんなに甘いお祭りじゃないのよ』
 いったいどんなお祭りなんでしょう。御柱祭みたいに事故が起きるとか・・・?

 お祭りを楽しむ人たちで、魔法商店街は大賑わい。司会進行は、ナシマホウ界でアイドルとして活動している渡辺麻友さんです。彼女が魔法界出身者とは知らず、みらいとリコは驚きを隠せません。もっとも私個人としては、一緒にTVに映っているメップルとミップルの方が驚きましたが(笑)。
 そして解説者として校長が登場。なぜ祭りに解説が要るのか、そしてそろそろカボチャドリが現れる時間という校長の発言に、みらいは事態がつかめず首をひねります。一方リコは緊張の面持ち。
 すると、ステージ上のカボチャのオブジェから羽根が生え、突然飛び発ちました。どうやらカボチャドリがいつの間にか紛れていたようです。
 突然、魔法界の人々が一斉に飛び発ち、カボチャドリを追い始めました。みらいとことはは、未だ事態が掴めず困惑するばかり。ジュン、ケイ、エミリーの補習組を加えて、リコに促されるまま、ほうきで飛び発ちます。

『これってどういうお祭りなの?』
 みらいの疑問には、すっかり解説役として定着したケイが答えてくれます。
――カボチャドリ――
 年に一度魔法界に現れ、騒ぎを起こし去って行くと言われる謎の鳥。これまでに捕獲を試みた数多の手練れの者たちを、近づくものを菓子に変えてしまう廸鸞澹(じゃく・らんたん)という魔法により、返り討ちにしてきたという。それでも挑戦者が後を絶たないのは、覇隴胤(は・ろういん)なる、至上の喜びが入っていると伝えられる金の卵を、捕えた者への報酬として差し出すためである。捕獲の成功例は過去一例しか存在せず、その真偽についても定かでは無い。
 ちなみにケルトの伝承に端を発する祭典ハロウィンは覇隴胤と、カボチャを象った精霊ジャックランタンは廸鸞澹との関連性を指摘する説があり、今後の研究が待たれている。
――民明書房「悪戯か菓子か?仁義無き戦い」より――

 金の卵とは何なのか、定かではありません。ジュンはアートに対する最高のインスピレーションが降ってくると、エミリーは運命の人と出会えると考えています。意外と恋する乙女だったのね。そしてリコは皆から一目置かれたいという功名心でカボチャドリを狙っています。

 いつになく気合十分のフランソワさんが、カボチャドリに挑戦します。金の卵の力は「世界で一番の美人になれる事」だと考えているようです。彼はオネエキャラでもそっち系の人じゃないと思っていましたが・・・(笑)。
 ともかく吸盤つき釣竿でカボチャドリを見事捕獲!と思いきや、フランソワさんもあえなく返り討ちに遭い、ほうきをペロペロキャンディに変えられてしまいました。それでもフランソワさんは諦めません。執念でカボチャドリの攻撃を避け続けますが、残念ながら力及ばず。髪をモンブランにされてしまいました。

 みらい達もカボチャドリを捕まえるべく、ジュン達と協力して挑みます。かつてリズ先生に挑戦した修了試験の事を思い出しながら、カボチャドリに挑戦するみらい達。楽しい?追いかけっこが繰り広げられます。

 路地裏でオルーバへの報告を終えたチクルンのところに、勢い余ってことはが突っ込みました。その間に逃げてしまいそうなカボチャドリを捕まえるべく、エミリーがとんでもない大技を披露しました。
 回転しながらカボチャドリの周りを高速で飛び回る、エミリースピン。高所恐怖症で怖がりだったエミリーが、見事な成長ぶりを見せつけます。技そのものは「クルクル舞の海」と大差ありませんが・・・(笑)。それでもカボチャドリの目を回させ、効果は十分です。ケイが隙を突いてカボチャドリの歯を掴みました。捕獲成功!ところが・・・

 一点!そして一瞬!ほんの一点の死角だった・・・歯を掴まれたカボチャドリが怖い顔を見せた一点・・・カボチャドリはこの一瞬を見逃さなかった!!ケイはカボチャドリが「過去一度しか捕まった事が無い」ということを再び思い知らされた!
 ケイもあえなく返り討ちに遭い、身体をロール「ケイ」キにされてしまいました。(山田君座布団全部持っていきなさい)
 カボチャドリはその間に逃げてしまい、エミリーも目を回してダウン。ジュンは二人の介抱のために残り、みらい、リコ、ことは、モフルン、チクルンの面子でカボチャドリを追って森へ向かいます。

 ことはは空腹のため元気が無く、モフルンも何やら考え込んでいます。
『さっきカボチャドリさんの様子が変だったモフ』
 あの時の様子を想うと、捕まるのが嫌で怖い顔になったとは思えません。
 と、その時。みんなの行く手に霧を裂いて飛ぶ謎の影が現れました。
『きっとカボチャドリよ』
『よし!今度こそ』
 それが姿を現すタイミングを見計らって、みらいが網を振るうと見事命中!ところが・・・・・・
『すみません。間違えました・・・』
 網に捕まったのはシャーキンスでした(笑)。無言で澄ましたままの姿が妙にシュールです。

『おなかペコペコなの!早くカボチャドリを捕まえなくちゃいけないの!』
 ことはにカボチャドリを隠したのではないかと、逆切れのような疑いをかけられて困惑するシャーキンス。そのカボチャドリはシャーキンスの背後を飛んでいます。ことははシャーキンスを尻目にカボチャドリへ向かいますが、やっぱり返り討ちに遭い、髪がパフェにされました。
『何か美味しそうな匂い!』いいのかそれでw

 カボチャドリの鳴き声に苛立ったシャーキンスは、容赦ない攻撃で跳ね飛ばします。
『なんてことするの!』
『異な事を。お前達とて力ずくであの生き物を捕えようとしていたであろう』
 正論をぶつけられて、みらい達は歯切れ悪く弁明します。
『私たちはあくまでお祭りとして追いかけてて・・・』
 モフルンはカボチャドリの気持ちに理解を示していました。本当はお祭りで追い回される事が嫌だったのではないか・・・。
『ずっと笑ってるような顔だから分からなかったけれど、実は辛かったのかしら』
 シャーキンスはそんな事はどうでも良いと、網とパフェを合わせてドンヨクバールを生成。トパーズスタイルで立ち向かうプリキュア達ですが、負い目があるのか、どこか元気がありません。

 ともあれ、お菓子にはお菓子です。カボチャドリの介抱をモフルンに任せて、ドンヨクバールを迎え撃ちます。しかし一代後の後輩のようにホイップクリームを飛ばしてくる攻撃に翻弄され、思うように戦えません。

 モフルンはカボチャドリの様子を伺いますが、特に怪我をしている様子はありません。そしてキラッと閃いて、カボチャドリの口の中へと入って行きました。すると、口の中で「何か」を見つけます。

 網には網を。トパーズスタイルの光弾をクルクルランドのゴムのように(古い・・・)利用して、ドンヨクバールを跳ね飛ばします。ところがフェリーチェは先ほどの一件を気に病み、戦う気力がありません。
『私、お菓子や金の卵の事ばかり考えていました。カボチャドリが嫌がっているかどうかなんて構わず、追いかけ回してたんです』
 それはミラクルとマジカルも同様で、浮かれすぎていた事を反省します。
『私たちは自分の事だけでなく、カボチャドリの気持ちも考えてあげるべきだったんです』

 もっとも、フェリーチェの元気が無いのはそれだけでは無く、「空腹」というありました。むしろそっちがメインだったのでは(笑)。
 その隙に体勢を立て直したドンヨクバールのパフェの身体に、三人とも埋め込まれて身動きが取れません。
『なんて事!三人とも捕まっちゃうなんて』
 さっぱり危機感が無い絵ですが(笑)、動きが取れずに苦戦を余儀なくされています。
『カボチャドリをしつこく捕まえようとした報いなのでしょうか』
 フェリーチェは己の行いを悔やんでいます。しかし、反省を活かす事が大切です。
『ミラクル、マジカル。こんな時に難ですけれど、私、カボチャドリに謝りたいです』
 ミラクルもマジカルも、同じ気持ちです。

 そこにモフルンを連れてカボチャドリが飛んできました。
『カボチャドリさんはお祭りの追いかけっこは大好きだって言ってるモフ!お祭りを嫌がってたわけじゃなかったモフ!』
 実はカボチャドリが嫌がっていたのは「虫歯を触られる事」でした。剣崎真琴先輩か(笑)
『でももう抜いちゃったから平気モフ♪』
 いったいどうやって抜いたんでしょう(笑)。麻酔なしの抜歯って痛いと思いますが・・・
 それはさておき、気に病んでいた事が解決し、フェリーチェの顔にも笑顔が戻りました。
 カボチャドリもプリキュア達を援護してくれます。ミラクルとマジカルにフーセンガムを渡し、二人がそれを噛んで膨らませると風船の浮力で見事脱出しました。・・・いいのかそれで(笑)
 そして気を取り直した三人のエクストリームレインボーで、ドンヨクバールは虹のかなたへ。

 カボチャドリとモフルンはすっかり打ち解けました。お祭りの結果も、モフルンがカボチャドリを捕まえた事になり、表彰式が始まります。
 さて、気になる金の卵の中身とは・・・歯ブラシでした(笑)
『世にも珍しい歯磨きの木じゃ。お菓子を食べたらきちんと歯を磨かねばな』
 なんじゃそりゃ。校長はこれを知っていたようですが、
『結果は自らの手で確かめてこそ意味があるもの』
 おっしゃる通り、さすが校長、いいこと言います。歯磨きを怠って戦線離脱した剣崎真琴先輩という先例もおりますし、みらい達もお菓子を食べた後はしっかり歯磨き。お蔭で歯は綺麗に輝きます。
 そしてクッキーを頬張るモフルンはといえば・・・チクルンに歯を磨かなくてもいいのかと問われて
『モフルンはぬいぐるみだからイイモフ』
 自信たっぷりに答えました。いいのか、それで(笑)


 ちょうど最近見返した、ハピネスチャージとプリンセスプリキュアの38話がともに重たく、特にプリンセスプリキュアには思い切り打ちのめされてしまったので、その反動で今回は純粋に楽しんで視聴しました。お祭りに胸躍らせることはの気持ちが、こちらにも伝わってくるような前半部の描写は観ているだけで楽しいです。
 それにつられて私も民明書房やらジョジョやらオヤジギャグやら、悪乗りしてしまいました(笑)
 また今回は作画も可愛らしく、お腹を空かせて力説することはや、ラストの表彰式でモフルンを見守るみらい達(それぞれ団子、クレープ、メロンパンを頬張る姿)が特に可愛らしかったです。

 そんな楽しい話の中に、教訓を込めているのは流石というべきか。プリンセスプリキュアの38話と同じ命題「意図せずとも相手を傷つけてしまうことがある」を、カボチャドリに対して行っていたのではないかと気を回す展開が際立ちます。
 確かにみんな目の色変えてカボチャドリを追い回していました。そこには相手を気遣う余裕はありません。もっともカボチャドリも追いかけっこが嫌なわけでは無いとフォローされます。虫歯のことは知らなかったので、それを気に病む必要はありません当然です。大切なことは、相手に気を使いすぎるのではなく、相手を自然に思いやる事、敬意を持って接する事でしょう。

 確かに途中まで、ことはもリコも、カボチャドリに対する「敬意」が欠けていました。
 しかし彼女達はそれを省みることが出来ます。お子様の視聴者層に対しても、ちょっと悪口を言ってしまった、ちょっとふざけてちょっかいを出してしまった、など、思い当る節が出始める頃です。それをリコやことはと一緒に考える事で、自分に置き換えて考えさせる分かりやすいメッセージが込められていたように思います。

 もっとも、この件で気になったこともあります。シャーキンスにあらぬ疑いをかけたことはが、その事について反省したり謝ったりする描写が欠けていました。尺の都合上仕方が無かったのかもしれませんが、シャーキンスに対して、みらいは「すみません」と言えていたので、その一点がやや残念な気もします。
 とはいえ、網を被って澄ましているシャーキンスがシュールだったので、この流れはギャグとして割り切る場面なのかもしれませんが・・・

 さて補習組を交えてのカボチャドリ捕獲劇では、エミリーの成長ぶりが目を惹きます。あんなにオドオドしていて、高所恐怖症で飛ぶことさえままならなかった彼女が、ここまでやるとは・・・。物語はみらいとリコ、ことはを中心に据えて動いていますが、同時に彼女達補習組も、そしてナシマホウ界では勝木さんやまゆみ達にも、もちろん成長物語があります。
 各自それぞれの人生があり、それぞれが道を歩んでいるのだと感じさせてくれました。
 それはフランソワさんについても同様です。オネエキャラながら落ち着いた人で、良き理解者だと思っていたら、こんなに熱い(厚い?)一面があったとは・・・人にはいろいろな顔があるという事も改めて実感させられた気がします。それにしてもフランソワさんの「ヴィーナスの誕生」のようなモノローグは濃すぎましたが(笑) 

 「歯磨き」についても教訓メッセージが込められていたと思います。あのまこぴー虫歯回も強烈でしたが、それとは違った方向性で、歯磨きの大切さを語りかけるように伝えてくれた気がしました。さながら「8時だヨ!全員集合!」での、カトちゃんの「歯ぁ磨けよ!」のような印象です。(・・・って、そろそろこのネタが通用しない方が増えていそうです)

 最後に今回のゲスト、渡辺真由さんについて。私はAKBはもとより、日本のアイドル会には非常に疎く、正直全く関心がありません。そのため、特に思い入れも無く、客観的に見る事ができたとは思います。それを踏まえて、今回の起用は成功だったと考えています。
 本職の方と比較すると酷ですが、演技については十分及第点でした。そして現実の渡辺真由さんを知るお子様達からすれば、彼女が本当に魔法界から来たお姉さん!というようなシンクロを味わったかもしれません。
 またご本人もプリキュアシリーズへ思い入れがあるようですので、作品に対する共感が感じられ、「悪目立ちせず、役割を適切に果たす」という、ゲストらしい立ち位置を確保していたと思います。
 もっとも私としては、渡辺真由さんよりもメップル、ミップルの方に目が向いてしまったのですが・・・(笑)
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MP

お馴染みの「ハロウィンの巻」。前の「ゴープリ」では映画でやったので、今回は本編、それも魔法界とナシマホウ界での2週連続です。そしてAKB48の渡辺麻友さんがゲスト出演。「ゴープリ」はゲストが無かった(その代わり「春のカーニバル」でオリラジ。でも見てないか)ので、「ハピチャ」のゴン中山以来です。TVゲストというと大半が本人の中、ゴン以来の「本人と似た」です。当時渡辺さんはじゃんけんでもミラクルの恰好をしてましたし、この回のEDである「映画まほプリ」のEDも担当してましたから。

だが内容ってのは、ジャックオーランタンに似た「カボチャ鳥」を捕まえようっという話。特にエミリーが「エミリースピン」ってのをやったのは驚きました。あの高所恐怖症で飛べなかったエミリーがあんなのをやったとは。

そしてモフルンがカボチャ鳥の虫歯を抜歯して優勝し、最後は「歯ブラシ」とは!マコピーの前例もありますし、それに現在の「プリアラ」じゃ、3バージョンあるアイキャッチの内の一つが「いちかとペコリンの歯磨き」です。

でも!! 一番驚かされたのが、マユのナシマホウでの場面、3代目スネ夫としんちゃん…いや!! メップルとミップルが居るじゃありませんか!! まさか「初代 / MH」の妖精コンビがこんな所で逢えるとは!! でも当時見ていた子供達は「あれ誰?」っていったかも。何しろ12年前の妖精ですし、知ってる人は少ないかも。
(「ASDX2」で「ボトム軍団」軍団員の人選に、「初代」のダークファイブと3人衆がいないのと同じ)

ところで、スティクスさんは東京の人とは知りませんでした。昨日の花火大会を見ていたとは。でも雨天とは…。
by MP (2017-07-30 13:49) 

スティクス

>MPさん
>「いちかとペコリンの歯磨き」
まこぴーや今回も含めて、「食べたらきちんと歯を磨きましょう」というお子様向けの教訓なのでしょう。
私世代では毎週土曜の夜に加トちゃんがやってくれてましたから。

>メップルとミップル
本文中で触れた通り、私は渡辺真由さんのことを全く存じないので、これが一番驚きました。

>東京の人とは知りませんでした
いつもコメント頂いているので、意外です。随所で「錦糸町在住」だの、「家からスカイツリーが見える」だの書いていたのですが・・・
by スティクス (2017-08-01 22:26) 

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